令和6年 ワイン同好会 開催報告

ワイン同好会世話人 江藤 聡明

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概要

テーマ: どっちが高いでしょう
場所: 六本木は「フィオーリア」
日時: 2024年1月25日(木)
参加者人数: 20名(未登録新人合格者 3名含む)
テイスティングしたワイン: 白対決、軽めの赤対決、重めの赤対決の3ラウンドの戦いを行いました。 本数は、7本ずつ合計14本のワインでした。
双方の平均価格は、安い方のワインは2千円、高い方のワインは1万1千円、1本に付き平均9千円の差がありました。

結果報告

第1ラウンド(白対決)

安い方のワイン: アデュレーション シャルドネ カリフォルニア 2022
           カリフォルニア ナパバレー <シャルドネ100%>
高い方のワイン: ヴィルジニード ヴァランドローブラン 2018
           ボルドー サンテミリオン <ソーヴィニヨン・ブラン40% ソーヴィニヨン・グリ10% セミヨン50%>

【投票結果】
 この日最大の差が付いた対決でした。
なんと、安い方が18票、高い方が2票。高い方を当てた2人はワインについてはド素人(ごめんなさい)、しかし、ビギナーズラックとは言え、高い方を当てた事には間違いありません。ぶらぼ~!名誉の正解者は、須藤(雄)さんと、白井さんでした。
 なにしろ、ワインに詳しい、あの方もこの方も間違っていました。
 因みに、この会の後、安い方のワイン「アデュレーション」は、何時もの通販のお店では、売り切れになっておりました。誰かお買い占めになられたかな?
 1本、税抜きなら1千6百円ですから。軽い樽香とバランスの良いデリケートな味わいは、おフランスのワイン?と応えたくなるものでした。高い方のワインは、玄人好みのする個性の強い味を持ったワインと思いました。

第2ラウンド(赤の軽い方対決)

安い方: ディヴァム ピノノワール モントレー 2017 
       カリフォルニア ナパバレー <ピノノアール100%>
高い方:シャルロパン パリゾ ジュヴレ シャンベルタン テール ブランシュ
       ブルゴーニュ ジュヴレィ・シャンベルタン <ピノノアール>
【投票結果】
 安い方を高い(美味しい)と応えた人7名、高い方を正当に評価できた人13名。順当な結果でしょうか。いや、安い方が良く健闘したと言うべきかもしれません。今回の対決で最も値段の差が有りました、1本につき1.2万円の差でした。
もう一度落ち着いて比べ飲みしてみたいといった感想です。

第3ラウンド(赤の重い方対決)

安い方: ダックホーン ”デコイ” メルロー 2021
       カリフォルニア ナパバレー <メルロー80%、カベルネソーヴィニヨン20%>
高い方:シャトー グラン ピュイデュスカス 2014
       ボルドー ポイヤック <カベルネソービニヨン主体+メルロー>

【投票結果】
 安い方を高い(美味しい)と応えた人8名、高い方を正当に評価できた人12名。
 良い勝負でしたが、順当な結果でしょう。どちらも美味しいワインでした。
 参加者は日々晩酌や飲み会で、市販価格1万円のワインは飲んでいません、、よね。したがって、飲み慣れたお手頃ワインを美味しいと感じ、美味しいこと即ち、高い、という評価をするのが自然現象かと思われます。
 今回の結果を見ますと、改めて一万円弱くらいの差というものが、一番判断し難いのかもしれません。100万円のワインと5千円のワインも難しいでしょうが。高いワインの高さの意味と、そのワインの奥深さを経験しないと本当の判断はできないでしょう。ガクトさんは答えを聞いていないとすると、凄いの一言ですね。

 今回も皆さんに盛り上げて頂き、盛況の内に会を終えることができました。ご参加ありがとうございました。この記事をお読み頂きました方、ありがとうございました。次回はご参加して頂けること期待しています。

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